RPAはじめまして

 2018.09.24  株式会社テリロジー 技術統括部

(そしてさようなら 嘘)

悪魔は神の傍に仕えていたからこそ神の言葉に精通している。
可愛がってやってる感とか、そういうのを出すのは常套手段だな。

ええと、この間のポストにどんな包丁でも研がなければ切れ味が落ちると書いてありましたので、今日は精神統一をして包丁を砥石で研いでみました。

うは、めっちゃ切れる!!と紙をスパスパ切っていたのですが、何か食材を切ろうと冷蔵庫を漁ったところ、サラミを発見!うわーい、ストレスなく切れるよ、おい、見てくれよ、やった~!!と独り喜んで・・・。

で、これ。

RPAはじめまして

野菜いっぱいの意識高い系のお夜食です!

ちなみにこの皿ね、ずっと海外旅行のときに買ってきたものだと思い込んでたんだけど、聞いたら昔、目黒の黄色いお店(名前失念)でワタクシが買ったものだと。

明日はもう2本研ごうと思っています。

・・・さて。

今回はRPA(Robotic Process Automation)について書こうと思いますが、ワタクシ、テリロジーさんのイージー・アバターについては勉強不足で詳細がわからないので、RPA一般について書こうと思います。

自動化って、70年代からずっと言われているんですよね。バッチ処理、JCL、CASEツール、EAI、ジョブ管理システム、マクロ、オートパイロット、クローリングからのスクレイピング。まあ、コンピュータにできることはコンピュータにやらせましょう、というのは正しい考え方だと思います。

では、ウィキペディアより。

ロボティック・プロセス・オートメーション - Wikipedia

ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation, RPA)とは、認知技術(ルールエンジン・機械学習・人工知能等)を活用した、主にホワイトカラー業務の効率化・自動化の取組みである。人間の補完として業務を遂行できることから、仮想知的労働者(Digital Labor)とも言われている。また、デスクトップ作業のみに絞ったものをロボティック・デスクトップ・オートメーションと呼び、RPAと区別することもある。 RPAと今までの自動化との違い
RPAは、画面上のアプリケーション、システム画面を識別し、人間と同じように操作を行うことができるようなソフトウェア(ソフトウェアロボット)によって実現されている。ソフトウェアロボットは伝統的なプログラム言語で構築されるわけではなく、事前に設定された実行手順に従って動作する。
RPAが目指すのは伝統的なIT部門スタッフ向けのプログラミングベースの自動化ではなく、ITナレッジの少ない業務部門スタッフ向けの直観的な操作で構築可能な自動化である。ソフトウェアロボットは仮想知的労働者で、業務部門のスタッフが未経験の新入社員をトレーニングするように、直観的な方式で短時間でトレーニング(構築)することが可能である。 この概念は2つの意味を持っている。まず、業務自動化に関して業務部門におけるセルフサービスが実現される。次に、高度なITスキルを持つIT部門のスタッフがERPシステムやBPMシステム等戦略的でコアな企業ITシステムの構築、導入、運用に集中することができる。ERPシステムやBPMシステムの導入は通常業務変革が伴われるため、企業にとって中長期に渡って大きな効果をもたらす
一方RPAの場合は短期間で業務オペレーションの効率・品質・コストの改善をもたらす。したがって、RPAは既存の自動化取り組みに対する補完手段ともいわれている。

お、おう・・・。

下線だらけで成績の悪いやつのノートみたいだな、これ。

ワタクシは2015年頃から、Webブラウザを自動操縦して、会議資料作成のための各種集計作業や(現在は日報やってませんが)、営業さんの日報データを取り込み、訪問回数や特定のワードを探して、技術部隊でお手伝いできる案件を探すなどをしてました。そう言えば、外部研修の業者サイトをスクレイピングして、狙った講座にキャンセルがあるとアラートあげるとか、スクリプト書いてたっけ。

でも、これは「伝統的なIT部門スタッフ向けのプログラミングベースの自動化ではなく、ITナレッジの少ない業務部門スタッフ向けの直観的な操作で構築可能な自動化」ではないのでRPAではないんだな。ワシはプロやし。

まあ、ウィキペディアを鵜呑みにするのもあれですが、要約すると:

  • RPAはITナレッジの少ない業務部門スタッフ向けのソリューション
  • 直観的な操作で業務の自動化を短期間で実現
  • 基幹系の戦略情報システムの自動化は中長期における効果を目指したもの、一方、RPAは短期間で業務の効率・品質・コストの改善をするもの

こんな感じですね。

そして、こう続く。

RPAの将来
機械学習・人工知能等のRPAを構成する要素技術の発達により、今後より一層ホワイトカラー業務の効率化・自動化が進むと予想される。 定型作業については人間の介在無しにRPAにより業務が完結できるようになり、さらに、人間の判断が必要とされる非定型作業の自動化も実現されると考えられる。 オックスフォード大学の研究によると、今後おそらく10~20年程度でアメリカの47%の雇用が自動化される潜在的な可能性があると推測されており、RPAが社会に与える影響は大きなものになると考えられる。特に日本では、生産年齢人口の減少も相まって更なるニーズが出てくることが予想される。

ま、コンピュータの最終目的が人間の脳の置き換えとか、中二病以下だと個人的には思ってますが(もっと適切な言い方がある)、ホワイトカラーもブルーカラーだろうが、ピンク産業だろうが、男も女もハーフも見つめ合う視線のレーザー・ビームの世界も効率化・自動化は進むでしょう(ややノイズあり)。ジャパン!!

我々はいくつもの製品を取り扱っていますが、既に機械学習を機能に取り込んでいるものもいくつかありますし、2020年には全製品というと大袈裟かもしれませんが、ほとんどの製品が何らかの形で、機械学習、深層学習を利用した機能を実装すると予測しています。きっとRPAもそうなんでしょう。

イージーさんについては、ロードマップ等、詳しいことはわかりませんが、各種、テリロジー正規軍(様)のプレス資料や公式Youtubeチャンネル等にございますとおり、画像認識技術を採用しているとのことで、これはデスクトップアプリケーション(リッチクライアント)にも適用できて便利だと思いました。例えばWindowやダイアログボックスのハンドル掴んで、次にOKボタンのハンドル掴んで、なんてことをVBAから無理矢理やったこともありますが、メンドクサイことこの上ないわけです。

実はワタクシどもの業務にもいろいろありまして、現在、RPAを利用した業務効率の改善に着手している仲間もいるようで、もし、面白いユースケースがあれば、ご紹介させて頂きたいなと思います。

(それでは)


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