Microsoft Azure上でInfobloxのDNSを動かしてみた

 2020.04.22  株式会社テリロジー 技術統括部

こんにちは。

コロナ禍の問題で大変かと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

以前、「AWS上でInfobloxのDHCPを動かしてみた」という記事がありますが、今回は「Azure上でInfobloxのDNSを動かしてみた」という内容になります。

構成は以下の環境でテストをしてみました。

Microsoft Azure上でInfobloxのDNSを動かしてみた

【1)Infoblox vNIOS for Azureの立ち上げ】

Azureの管理用ポータルにログインし、リソースの検索で「Infoblox」と検索します。

Infoblox vNIOS for Azureの立ち上げ 画像1

「Infoblox DDI for Microsoft Azure」を選択してVirtual Machinesを作成していきます。

Infoblox vNIOS for Azureの立ち上げ 画像2基本設定を行っていきます。

  • インスタンスタイプ
    - TE-v820/TE-v825/TE-v1420/TE-v1425/TE-v2220/TE-v2225から選択
  • バーチャルマシン名
  • adminパスワード
    - 大文字、小文字、数字、記号のうち3つを含めなければいけない
  • サブスクリプション
  • リソースグループ
    - 1つのリソースグループにInfoblox1台まで
  • ロケーション

Infoblox vNIOS for Azureの立ち上げ 画像3

次に詳細設定を行っていきます。

  • バージョン
  • サイズ
    - デフォルトで選択したインスタンスタイプのサイズが設定済み
  • ストレージアカウント/ブート診断ファイルのストレージアカウント
  • ネットワーク
    - リソースグループに紐づいているネットワークグループを選択/作成
      LAN1ポートとMGMTポートにアサインするサブネットを指定
  • パブリックIP
    - パブリックIPを設定する場合は、Public DNS nameを設定する必要がある
  • ライセンス 
    - [install temporary licenses]を「Yes」にするとNIOS/DNS/Grid/Cloud Network Automationのテンポラリライセンスが自動で付与される

Infoblox vNIOS for Azureの立ち上げ 画像4

【概要】で設定内容を確認して「OK」をクリックします。
【購入】で利用規約を確認して「作成」をクリックします。

デプロイが完了したら作成した仮想マシンを確認していきます。
デフォルトでLAN1、MGMTポートが使用できるようになっていますが、今回の構成上MGMTポートは使用しないためネットワークインターフェイスをでタッチを行います。

  1. 仮想マシンの停止
  2. 仮想マシンを選択し、ネットワークの設定からMGMTのネットワークインターフェイスをデタッチ
  3. デタッチ完了後、仮想マシンを再開

【2)Infobloxの設定】

LAN1ポートに設定してあるグローバルIPアドレスを確認し、接続します。

まずはライセンス確認のため、SSHでアクセスします。
ユーザ名はデフォルトで「admin」が設定されています。
パスワードは上記のインスタンス作成で指定したパスワードが設定されています。

ログインできたら「show license」コマンドで確認します。
詳細設定で設定したテンポラリライセンスが適用されていればOKです。

Infoblox > show license
Version : 8.4.0-381062
Hardware ID : 86B3F11234713049BC91B5AFE2277D5D
License Type : NIOS (Model IB-V825)
Expiration Date : 06/20/2020
License String : GgAAAGJT11ElJQaJkIf/LPVFIIvOCn9P6C8iZsLm

License Type : DNS
Expiration Date : 06/20/2020
License String : EwAAAGhUy15oLELHksuxLvdHbJSbGH4=

License Type : Grid
Expiration Date : 06/20/2020
License String : GgAAAGlUzEcrZEyc0dL/L/0LIseDHHdP7Xd1OpDh License Type : Cloud Network Automation
Expiration Date : 06/20/2020
License String : FQAAAG9W11c9aA/N3oWzYvdHIseDGyZNvA==

ライセンスの確認ができたら、HTTPSでWebUIにアクセスします。

Infoblox vNIOS for Azureの立ち上げ 画像5

早速DNSのサービスを起動します。

Infoblox vNIOS for Azureの立ち上げ 画像6

あとはDNSの設定を行えばDNSサーバ側の準備完了です。

>dig @52.246.182.64 a.test.com ; <<>> DiG 9.12.4 <<>> @52.246.182.64 a.test.com
; (1 server found)
;; global options: +cmd
;; Got answer:
;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 57995
;; flags: qr aa rd ra; QUERY: 1, ANSWER: 1, AUTHORITY: 0, ADDITIONAL: 1
;; OPT PSEUDOSECTION:
; EDNS: version: 0, flags:; udp: 4096
; COOKIE: aba6f63ce72b6305ee7ad1af5e9fb0383ec49c504e9d33d9 (good)
;; QUESTION SECTION:
;a.test.com. IN A ;; ANSWER SECTION:
a.test.com. 28800 IN A 1.1.1.1 ;; Query time: 17 msec
;; SERVER: 52.246.182.64#53(52.246.182.64)
;; WHEN: Wed Apr 22 11:46:05 東京 (標準時) 2020
;; MSG SIZE rcvd: 83

AWSでInfobloxを立ち上げたときと同様、AzureもvNIOSのインスタンスを立ち上げれば、あとは従来のInfobloxと変わらないです。
AWSではDHCP/DNSどちらのサービスも稼働できますが、Azure上で稼働できるサービスはDNSサービスのみになります。

「クラウドファースト」を検討するうえで、Infobloxをクラウドに移行することを検討してみてはいかがでしょうか。

ご用命は是非、テリロジーC&S技術統括部へ!!


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