導入事例/ユースケース
- Oracle Cloud Infrastructure (OCI)
- 導入事例/ユースケース
主なユースケース
クラウドへの移行 |
VMwareワークロードをアーキテクチャおよび運用を変更することなく、少ないコストでクラウドへ移行 |
ポイント
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ハイブリッド キャパシティ拡張 |
オンプレミスのVMware環境を |
ポイント
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災害対策 |
災害対策サイト(DR環境)の構築 |
ポイント
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OCVSユースケース
- 課題
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- VMwareのEOSL対応の負担を減らしたい
- VMware基盤のハードウェア老朽化対応を機にクラウドに移行したい
- システム需要予測に合わせて柔軟な拡張を行いたい
- VM基盤のハードウェア障害の運用負荷を減らしたい
- サーバとソフトウェアの導入規模が大規模なため、なるべくコストを抑えたい
- 耐障害性を上げたいが、DR構成などを検討すると非常にコストがかかる
- 効果
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物理サーバーのメンテナンス対応なしで専有環境が利用可能
- オラクルが用意したサーバを利用できるため、ハードウェアの調達やメンテナンス対応から解放されます。
OCVSでは、オンプレミス環境と同じ構成でVMwareを移行することができ、物理サーバはお客様専有環境のため、
オラクル社もお客様環境にアクセスすることができません。
そのため、移行要件が厳しいクリティカルなシステムでも、セキュアな環境を維持して移行することができます。 - VMware環境の移行にはVMware HCXを利用し、オンプレミス環境とOCI環境間をペアリングすることで、サービスを停止せずに移行ができます。
ハイブリッド環境の構築にも有用で、オンプレミス環境と変わらない操作で管理ができます。
システム需要予測に合わせた、構成変更が可能
- 利用状況に応じてリソースの増強・コンピュートのシェイプ(CPUやメモリなど)を変更することが可能です。
リソースの使用率またはスケジュールベースで自動拡張・縮小が可能です。 - OCVSは最小3つのESXiホストからの構築が可能で、1つのSDDCにつき最大64台まで拡張することができます。
また、利用期間に合わせて価格形態を設定することができます。
可用性が高い、災害対策(DR)サイトの構成が可能
- DR対策に関して、OCVSの物理サーバは複数の障害ドメイン(複数のハードウェアグループ)に分散してSDDCが構築されるため、可用性が高く、
構成をマルチリージョンによる災害対策(DR)サイトを構築することでさらに高い可用性を実現できます。
VMwareのSite Recovery Manager(SRM)を使用することで、災害時にダウンタイムを最小限に抑えることが可能ですが、
事前にリカバリープランを指定して、自動化に設定するも可能です。
また、プライマリSDDCで障害が発生した場合も、Oracle Cloud VMware Solution環境からVMwareのワークロードに直接アクセスできます。
OCVSでは他のネイティブサービスと同じように、ハードウェアはOCIのネイティブサービスで監視が可能で、
仮想マシンはオンプレミス環境と同じくvCenterで監視が可能です。 - 専用線接続の場合、オンプレミスとOracle Cloud間のデータ転送料が無料となっており、
また、リソース料金が他のパブリッククラウドより安価のため、ランニングコストも抑えることができます。
インターネット経由の場合は10TB/月まで無料となり、10TB/月を超えた場合は3円/GBとなりますが、他社の1/3の価格でリソースを提供しています。
- オラクルが用意したサーバを利用できるため、ハードウェアの調達やメンテナンス対応から解放されます。
基盤構築サービスのユースケース
- 課題
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- システムの導入に関するサーバ初期構築費用と、システム基盤の運用負担を減らしたい
- テレワーク勤務が増えたことから、時間や場所にとらわれず、システムや開発環境にアクセスしたい
- 新しいビジネスを始めるために、既存のシステムに最新技術の機能を取り入れたい
- 社内のネットワークやサーバのセキュリティに不安を抱えている
- 負荷のピークに合わせてハードウェアを購入するとハードウェアコストが高くなるため、システム需要予測に合わせて柔軟な拡張を行いたい
- 効果
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既存環境と同じ構成でクラウド移行が可能
- OCIでは、オンプレミスの環境と同じ構成でOracle Cloudに移行することができ、利用状況に応じてリソースの増強・コンピュートのシェイプ(CPUやメモリなど)を変更することが可能です。
また、利用頻度の高いリソース料金が他のパブリッククラウドより安価のため、ランニングコストも抑えることができます。 - リソースはGUI操作ですぐ構築ができ、基盤とサーバはオラクルで用意・メンテナンスされるため、調達及び運用の負担を減らすことができます
- インターネット経由でリソースを提供しているため、時間や場所にとらわれずアクセスが可能です
高いセキュリティ基盤を利用可能
- OCIは第二世代のクラウドアーキテクチャで構成されており、ISOやFedRAMP、HIPAAといった国際基準のコンプライアンス要素を満たしており、
セキュアな環境でリソースを使用することができます
- OCIでは、オンプレミスの環境と同じ構成でOracle Cloudに移行することができ、利用状況に応じてリソースの増強・コンピュートのシェイプ(CPUやメモリなど)を変更することが可能です。
監視サービス、クラウド運用・保守サービスのユースケース
- 課題
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- ハードウェアやアプリケーションの更新といったメンテナンス対応に、時間とコストがかかっている
- 障害発生時や災害発生時の復旧対応が整っていない
- 効果
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物理サーバーに関するメンテナンス対応からの解放
- サーバのパッチや新しいバージョンのOSはオラクル側で用意されるため、検証などの対応は不要です。
また、パッチはお客様のスケジュールに合わせて適用することもできます。
物理サーバーに関する監視・障害対応の負荷削減
- OCIでは、対象システムとは別に監視システムを持つ必要が無く、クラウドのネイティブサービス(OCIモニタリングなど)を利用し、リソースと死活監視が可能です。
また、テリロジーの監視サービスでは、OCI上のサービスや死活監視に加え、CPU、メモリ、ディスク使用率のリソース監視を実施し、 月次でレポートをご提出させていただきます。 - テリロジーの運用・保守サービスでは、日本語での問い合わせ受付、テクニカルサポート、障害の原因調査を実施させていただきます。
また、障害発生時のログ解析や復旧サービスもご提供しております。
- サーバのパッチや新しいバージョンのOSはオラクル側で用意されるため、検証などの対応は不要です。
クラウドセキュリティ診断サービス
- 課題
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- 今のクラウド環境のリソース設定が、自社のガイドラインまたはコンプライアンスに準拠しているか把握できていない
- リリース予定の自社開発システムが、セキュリティに問題なく構成されているかわからない
- 効果
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リソースのセキュリティポリシー運用状況がわかる
- クラウド環境で作成されているリソースが、自社ガイドラインに沿って運用されているか・運用されていないかが明確になります。
また、セキュリティベストプラクティス(CIS OCIベンチマークなど)に準拠しているかも定常的にチェックができます。
サイバー攻撃を受けにくいシステムが構築できる
- リリース予定の自社開発システムにリスクの高い脆弱性が無いか確認でき、
信頼できないネットワークからの直接アクセス・踏み台攻撃といった脅威を可視化することができます。
Webアプリケーションだけではなく、OSやミドルウェアのプラットフォーム、オンプレミス環境とクラウド環境のネットワーク脅威など、
豊富なセキュリティ診断をご用意しております。
- クラウド環境で作成されているリソースが、自社ガイドラインに沿って運用されているか・運用されていないかが明確になります。
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