まったく新しいコンセプトのAIを搭載した商品を紹介します!
おいおい・・・汗。
まあ、マーケとか営業が言ってんならしょうがないか・・・。
大手SIerの知見を搭載したAIなんてどうですか?
仕事はすべて下請けの「人間」に丸投げしてくれるという・・・
皆さん大好きな「まったくもって新しい」コンセプトのAIのできあがりですよ!!
ついでに人財(笑)募集の一言はこれで。
AIから飛んでくるメールをエクセルで一覧化する簡単なお仕事です!
ハァ (*´Д`)
まあ、企業の一部門のブログゆえに言及してよいものか悩むところではありますが、陽の当らない部署のアホが書いているということでご容赦願いま~す。
大手企業で間接部門の5千人が営業またはシステムエンジニアに配置転換、合わなければ転職提案
というニュースがありましたが、
無理に決まってんだろ!
とも
御社のSEなら務まりますよね、納得です!!
とも言い様がない話ですね・・・。
ラインとスタッフのバランスとか長期的にみて「危ない」と判断したうえでの決断だったと思いますが、これ発表することで何か良いことがあるんでしょうか。株価があがる?
ちなみにウチのような百人程度の会社ではこんなこと不可能です。だって、これ、間接部門に勤める非技術職の人間でもシステムエンジニアが勤まるということですよ。ま、うちでも簡単な箱なら...汗。技術部にいて、新しい技術なんかやりたくねえ、というやつもいるし。
ホント、いろんなことを考えさせられました。
先日、プロ野球ドラフト会議があったじゃないですか。この会議で支配下選手と育成選手合わせて100名以上がプロ球団から指名されたわけですが、このドラフトの結果を受けて、第二次の戦力外通告が本格化していきます。
厳しい実力の世界。年末には毎年、テレビで非情な宣告を言い渡された人たちと、その家族に密着するドキュメンタリー番組が放送されますが、あれを観るとなんとも複雑な気持になるんですよね。トライアウトを目指す者、独立リーグに挑戦する者、また、新しい世界に飛び込む者...。
俺たちは野球選手だった...。
...俺たちはエンジニアだった... (*´Д`)
プロ野球に比べれば、我々の世界は甘っちょろい世界かもしれません。でも、歩みを止めてしまえば任意引退なんですよ。何度も何度も、何年にもわたり、プロプライエタリの世界に身を委ねて慢心してしまうことは、エンジニア人生における罠であると言い続けても、まだわからないやつもいます。わかっていて逃げているのかもしませんし、わかっていても己の才能と可能性を信じることができない人もいるのかもしれません。
タチが悪いのは、何を思いあがっているのか、新しい挑戦をしている人間に対し、馬鹿にしたような失礼な態度をとるようなやつです。自分が安全な場所にいるとでも勘違いしてるんだろうけど、どうなのかね。本当に驕りってやつは人間を三流にしてしまいます。
それぞれが、どういう背景でエンジニアを目指したのか、それはわかりません。もしかして、パパやママが選んだ職業なのかもしれないし。とりあえず、生!の感覚でエンジニア職を選んだのかもしれないし。先のニュースは極端な例ですけど、配置転換でエンジニアにならざるを得なかった人もいるかもしれません。
大昔と違って、ITエンジニアが高度な専門職なのかそうじゃないのかは正直わからないです。いや、ハッキリ言って、そういう扱いではないと思います。実際、先の大手さんの経営層は非技術職の社員でも訓練すれば、システムエンジニアになれると思っている。きっと長年のノウハウが蓄積されていて教育制度がしっかりしているとは思いますけどね。ま、世の中、ITエンジニア職といえども、いろいろな職種がありますから。
まあ、もし、最初にエンジニアを志したときに「この道で食っていこう」と思った瞬間があったのであれば、それをもう一度、思い出してみたらいいと思います。もし、それを思い出して感じるところがあるのであれば、まだ、あなたのエンジニア道にはまだ「熱」があります。
そりゃ、エンジニア職に対して理解のない会社だってあります。テレビとビデオを繋ぐ作業の延長くらいの感覚で、我々の仕事を評価している人だって実際にいると思います。「思います」ではなく、実際にいます。むしろ、そちらのほうが多いんじゃないかと思うくらいで。実際、テリロジーにもそういう人はいると思うんですよね。
その辺は自分の心持ち次第じゃないですかね。会社員というのはいつも他人からの評価がつきまとうだけですが、エンジニアという職業には、その辺、技術に触れる愉しみもあるし、自己満足というか、逃げ道があると思うんですよね。
ま、ろくに何かをやり切った経験もなければ、際立った学術的な貢献はおろか、知見もないのであれば努力をするしかないですね。こんなはずじゃなかった、ではなく、それが真実なのだと受け止めて、前を向いてどうにかするしかないわけです。
でもねえ、エンジニア職っていいと思うんだよな。
誰も教えてくれなくても、コンピュータが先生になってくれる。やろうと思えば、モノづくりだってできる。それが間接的であっても、社会貢献していることを感じることもある。何年やっても、お客様に「ありがとう」という言葉をいただければ嬉しい。
一方、いつまで経っても「大家」になれない苦しさはあると思います。エンジニアである間はずっと何かしら勉強しないといけない。しかし、これ、逆に考えると、これは何年やっても新鮮でいられる、ということでもあります。ま、厄介なことは多々あるけど、楽しく仕事をしようと思えばいくらでも方法はあるので、若い人には、まず学び続ける楽しさ、それを見つけて自分のものにしてもらいたいと思います。
あとひとつ。気持ちさえあればエンジニアにはなれます。
その仕事が好きになれるか、好奇心と情熱です。
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