インターネットの孤島のような当ブログではありますが、テレワークのセキュリティ懸念編、対策編はとてもヒット数が多く(普段の8倍くらい)、驚いてしまいました。それだけ多くの皆様の関心事なのかな、と思っております。また、近日中に記事をアップしたいと思っておりますのでお待ちください。
https://cloudsolution.terilogy.com/
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前回のリモートワークに関するアンケートは、3月27日に行ったのですが、第二回目のアンケートを先週、C&S技術統括部全メンバーを対象に実施しました。
第一回のアンケート結果はこちらです。
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あれから二ヶ月と数週間が経ったわけですが、それなりに皆、感じるところがあり、それがアンケート結果に反映されているのかな、と感じた次第です。
アンケートは言ってしまえば、生産性のもとから高かった人も、そうでない人もいますし、利益貢献度などもチームや個人によって様々だと思います。ですから、集計した数字をすべてを鵜呑みにできないとは思いますが、それを理解したうえで、今後のC&S技術統括部はどうやってこのニューノーマルの世界を生きていくのか考えないといけないと思っています。いろいろな意見がでているので、個々の意見についても、支障のない範囲で掲載したいと思います。
実際、世の中には「テレワークで生産性があがった」と言ってらっしゃる企業さんも多く、ZoomやSpotifyをはじめとする企業は業績を向上させています。こういった企業の特徴は、人間が移動し、接触しなくても、お金と物(やサービス)がより、低コストで効率的に移動・交換することができる、ということで、つまりは「そういうこと」なんだと思います。
一方、テリロジーという会社の商売は、物理アプライアンスの箱売りと役務売りが売上を占める割合が依然として高く、営業スタイルは旧態依然の訪問営業が主体なので、あくまで個人的な感覚ではありますが、全体的に見れば、パフォーマンスは下がっていると思います。いまのところ、4、5、6月は昨年種まきした案件が花開き、その収穫に奔走している当部ではありますが、この先はワタクシのレベルだとちょっと「わからない」。もちろん、個人的な予想、というものはもっていますが、「わからない」としておきます。
こういった、レガシーIT企業の側面をもった当社において、生産性があがるケースは、テレワークに従来の無駄が削ぎ落され、効率が上がる場合が多いのではないかと思っています。電車移動による客先同行など、これまで往復2時間、打ち合わせ1時間なんてものが、ZoomやWebEX、Teamsに変わってきていますし、これは本当に有難い。また、真剣に仕事をしているときに「ちょっといいですか」的なインタラプトも減っています。
物理アプライアンスを担当しているチームや物理作業が多いチームはそもそもリモートワークがやりにくいので、出社を余儀なくされるケースが多いです。一方、ソフトウェア開発、ソフトウェア製品、クラウドに携わっているチームは逆に、無理して出社する必要もなくなってきて、リモートワークのよさを享受できているかもしれません。
しかし、どうなんですかね。受け身で基本指示待ち人間みたいな人や、監視をされないとサボるような人って、どこにでもいるような気がするのですが、皆さんの会社ではどうなんでしょうか。正直、私からみても、スッカスカの日報を平気で出してくるような人もいます。
結局、これは、ハードやってるソフトやってる、クラウドやっている、以前の問題であり、そもそも、時間単位で給料が支払われる、年齢とともに昇進する、終身雇用制度といった日本企業のシステムにぶら下がっている人が一定数いるということになると思っています。これが壊れるか、維持しようという力が働くのか、それはわかりませんけど、いろいろとハッキリしたんじゃないですかね。
と、つらつらと書いていたら結構な文字数になってしまったので、いっぺんここで終わりにしたいと思います(突然)。