在宅勤務体制についてのアンケート(第2回)その1

 2020.06.07  株式会社テリロジー 技術統括部

それでは、ご参考までにアンケート結果を掲載したいと思います。

実施日:2020年6月1日 ~ 6月2日

対象 :コンサルティング&ソリューション技術統括部 全従業員

質問1 ご⾃⾝のテレワークにおける満⾜度を教えてください

質問1 ご⾃⾝のテレワークにおける満⾜度を教えてください

質問2 質問1でマイナス評価をされた⽅は理由をよろしければお聞かせください

  1. 資料作成などは集中して⾏えますが、検証に関しては改善の余地がありそうです(事前準備だけは出社して済ませるなどで対処は可能ですが)※検証=物理作業
  2. 継続して在宅で業務を行うには家族の理解が必要
  3. ⾃⾝が(制度を)積極的に利⽤できていないため
  • コメント
    • 約9割の社員がテレワークに満足している(明確に不満とした回答はない)
    • 物理作業を伴う業務の多い社員は在宅勤務をしにくい問題がある
    • 家族の理解、協力が得られないと難しいケースがある

質問3 テレワークであなたの仕事の⽣産性は総合的にみて変化しましたか︖

質問3 テレワークであなたの仕事の⽣産性は総合的にみて変化しましたか

質問4 質問3で低下した、⾮常に低下したと回答された⽅は、どのような点が課題・問題であったかなど、理由を具体的に教えてください

  1. ナレッジベースが十分に整備されているわけではないため、⼈に直接聞いた⽅が早い場⾯が多くある
  2. 生産性が向上する部分と低下する部分があるので±0
  3. ⾃分の気持ちの問題ですが、プライベートと仕事の切り替えがうまくいかず、出社時と比較して仕事の効率が著しく低下した
  • コメント
    • 今後、テレワークを定着させるには以下の課題がある
      • 属人化している業務の解消(ナレッジベースの整備)
      • 設備、体制、業務フローの整備
    • 在宅勤務の「半強制」は有事のときのみ
      • 自己管理ができず、テレワークにより業務効率が低下するのであれば、出社してもらうようにしたほうがよい(個人の意識の問題)
      • テレワークが向かない人っていると思います...

質問5:テレワークで不便に感じたことを教えてください

  1. 自宅回線がモバイルルーターで帯域制限があり大容量ファイル授受が行えない
  2. 意思疎通が対面のほうがとりやすい
  3. Zoomの表示名を本名にしていない人がいて誰か分からない
  4. リモートで製品検証(バージョンアップ検証などの案件対応)が少し不便に感じた。上長から仮想版での接続方法や注意点を聞いたので、自分で対応可能と思いますが、最初は少し戸惑いました。ソフトウェア開発では全く不便を感じませんでした。
  5. 自宅のインターネット通信速度が会社と比べて遅く、大きなデータの受け渡しに30分ほど時間がかかることがあったので、自宅の通信環境に不便を感じた。
  6. ちょっとした相談・質問をしたい場合、相手の都合が見えないため、たまに話しかけづらい場合がある。今回の在宅勤務期間では、対応していた業務の関係でほとんど影響なかったが、普段使用するサーバ類はクラウドに移行したほうがよさそう。お客様先に納入するサーバも可能であればクラウドに移行したい。
  7. ナレッジベースが整備されていないため人に直接聞いた方が早い場面が多くある
  8. チームの方々の細やかなフォローがあったため特に不便には感じませんでしたが、そのようなフォローがなければ不便だと思います。
  9. 5分位のちょっと雑談ができない
  10. 口頭だと楽だが文字にすると時間がかかってしまうような説明がしづらい
  11. VPN利用時、PCが重くなる
  12. 社内アクセス(VPN接続)が少々面倒と感じました。大容量のファイル(ISOファイルやOVAファイルなど)を使った作業が行いにくい
  13. 私自身のことではありませんが、VPNが度々切断されるという声が聞こえた
  14. 検証環境にアクセスする際に踏み台サーバを経由しているが、これが落ちたことがあり困った
  15. 通信が作業中に弾かれたり繋がり難かったりすることがある
  16. 子供の乱入への対処(と、テレカン中に家族から子供の面倒を見ろと言われて断ったあとのケア)
  17. チャットのオンライン表示が徹底されていないため、勤務中の人が把握しづらい
  18. オンプレミス/アプライアンス製品の検証作業等は課題
  19. 物理的な機器操作(出荷整備、センドバック機器出荷など)の対応で誰かが出なければならない
  20. 対面での会話における機微が感じられず、コミュニケーションがとりにくい
  21. まだスキルがつききっていない人とのコミュニケーション、OJTが難しい
  22. 5F検証環境へのアクセスにリモートデスクトップ経由での通信が必要
  23. 実機を社内ネットワークに繋いでVPN接続で検証を行っていたが、何らかの影響でケーブルが抜けていて検証ができないときがあった
  24. チームメンバーの表情や仕事への姿勢が見えにくくなること
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    • 在宅勤務が不便に感じるシーンは概ね以下に集約される
      • 自宅設備の問題(インターネット回線の速度、帯域制限)
      • 社内インフラの問題(回線速度、RDPなど)
      • コミュニケーション
        • 対面と比較して意思疎通が難しい面があるということ
        • 若手の教育などに在宅勤務は不向き
      • 在宅勤務ができないケース
        • 物理的な機器操作が必要な業務
        • オンプレミス/アプライアンス製品の検証作業、出荷整備など
      • クラウドシフトはこれで加速でしょう・・・

つづきます...


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