こん○○は。
今回は本年、3/27にC&S技術統括部で行ったリモートワークについてのアンケート結果について書きたいと思っています。抜粋ではありますが、ご参考になれば幸いです。
あれから二ヶ月強が経ちましたが、二回目のアンケート結果についても、近日、このブログに掲載したいと思っています。
在宅勤務体制を敷く企業様は非常に多いと思いますが、当部におきましても、最も最優先すべきは社員やその家族の皆様、お客様、お取引先、周囲の方々の生命・健康との考えのもと、テレワークを会社に提案、体制を整備し、テレワークにおける環境下でも、パフォーマンスを落とすことなく、部員一同、業務に努めてまいりました。
なお、アンケート結果については一部、セキュリティのイシューなど掲載できない回答もありますので、ご了承ください。
筆者の狭い人脈ではありますが、同業他社の皆様とも意見交換をしたりしておりますが、概ね、技術職からリモートワークが評判がよく、ポジティブな意見が多いようですね。今後もしばらく、コロナウイルス問題と付き合っていかなければいけませんが、その後も継続して制度化したい企業様も多いようです。
一方で、セキュリティのイシューがいくつかあり、それに関する技術的な見解を示した記事はまたの機会に記事にしたいと思っています。
質問1:スプリットチーム制についての率直にご意見をお聞かせください
※当社ではA/Bチームのスプリットチーム制を敷いておりました
質問2:質問1でマイナス評価をされた方は理由をよろしければお聞かせください
なし
質問3:在宅勤務体制となって自身の業務に支障はありましたか?
質問4:質問3で支障があった、または、その他と回答された方は、どのような点が課題・問題であったかなど、理由を具体的に教えてください
- 気分転換のタイミングが解らなかった 普段何気なく会話で済ませていたことがチャットやメールする程でもないことが割とあった 自宅で業務するスペースが確保できるか否かで実現可否や効率が大幅に変わることを痛感した
- 実機を使った検証等ができないことと、自身の生産性の問題
質問5:社内ネットワークへの接続やクラウドサービス、設備面などの利用についてはどうでしたか?
質問6:質問5で支障があった、または、その他と回答された方は、どのような点が課題・問題であったかなど、理由を具体的に教えてください
- リモート接続環境の同時接続制限で始業時に繋がりにくかった
- リモート接続環境のパフォーマンスに不安
- リモート接続できるホストが少なく検証に支障、仮想基盤のリソースも枯渇
- 接続できる通信が限られているため、検証を行う際に若干手間がかかった
- ローカル環境である程度可能な業務を実施する時期に在宅勤務の時期が重なったのでよかったが、社内の機器へのリモート接続環境を整えておけばよかった
- OSファイルなど大容量のファイルの送受信に非常に時間が掛かった
質問7:セキュリティ面における懸念事項があるとお考えの方は意見をください
- エンジニア以外の自宅環境のラテラルムーブメント対策は大丈夫なのか?
- ○○○○を導入すべき
- シャドウITを促進するリスクがあるようにも思える
- 在宅時はEPPとPFW以外に対策がないのでセキュリティ強度が大幅に低下する
- 常時接続でないと管理側が任意のタイミングでパッチングが行えず非常に危険
- コロナ関連を装ったフィッシングメール(C&Sは大丈夫だと思いますが)
- 内部不正対策ソリューションの導入など検討が必要
※ちなみに当社はEDRは既導入
- ホームルーターは脆弱性が多いので心配
- 家族(特に小さな子供)などが業務用PCを操作してしまう可能性がある
- 自宅での盗難の懸念、移動時の紛失の懸念
質問8:今後も在宅勤務制度を継続したほうがよろしいでしょうか
質問9:仕事のパフォーマンスについて教えてください
質問10:上記以外で、今回の在宅勤務について、意見やアイディア、リクエストなどがありましたらご自由にお書きください
※回答は抜粋
- 独身一人暮らしで自宅周囲は閑静な住宅地でノイズが無く業務に集中できたため、いつも以上にパフォーマンスが発揮できた
- チーム内のハングアウトやチャットのレスポンスが良く、テレワークを理由とした業務への支障はありませんでした
- スタンディングミーティングをSlackやハングアウトやZoomで行ってもいい
- 1日1回はグループ全員でコミュニケーションとるの大事だと思っています
- 今回の様にBCPの観点で在宅勤務する場合、自宅に業務遂行に必要な環境がないメンバー向けの支援が必要と感じた
- 実験も兼ねて技術部だけでも○○○○○を使ったリモートアクセス環境を使用して業務をするようにしたい ※現在は導入...
- 公認のリモートデスクトップ環境がほしい
- 雑談専用のチャットサイトを用意すると自宅でも気がまぎれると思う
- 自社内から外へのトラフィックより外から自社内へのトラフィックが増加する、自社の回線のトラフィック量に問題がなければよいが、回線増速による対策や、オンプレ環境をクラウド環境へ移行することで解決すべき
- 残業制限をルールとして設定すれば残業増の抑止効果もある
- もし首都でロックダウンを行う事態になった場合、会社としてどのように事業を継続するか、顧客に対してどのようにアナウンスするのか、そのような事態を想定した対応指針を策定しておくべきではないか
- 出勤状況が分かる様な一覧をどこかで確認できると良いと思いました ※対処
- 紙ベースの事務処理はなくしていくべき
質問11:感想などあればお聞かせください(良かったこと、悪かったこと、この期間を通じて働き方について考えたこと、など自由にお願いします)
- 通常時は、デスクで作業を行っている時に、急ぎではないに話しかけられ作業がよく中断していたが、在宅勤務期間中は、急ぎではないものに関してはメールでの確認となったため、作業が中断されず自分のペースで仕事ができてよかった
- 片道約1時間の通勤時間がなくなったため、自由時間を確保できた
- 他人との濃厚接触が無くなり新型コロナウィルス感染の機会が減ったことによる安心感を得られた
- 製品保守対応や資料作成に没頭してしまうと勤務時間の際限が無くなってしまう懸念があった
- 月に1~2回ならこういう働き方をしてもいいと思いました
- 宅配便の受け取りができますし、業務と並行して全自動洗濯機を回せますので家事も片付きます
- 顧客への説明などもWeb会議でかなりの割合がカバーできた(多少効率は下がるが移動時間を加味すればトントン)
- 自律したメンバーであれば可能だが、OJTなどには向いていない(相当関係性が確立されていないと厳しい)
- 働き方、コミュニケーションの取り方などの変化に身を置くことで、商談や案件の進め方を今までと違った角度で携わることができ、良い経験になっている
- 通勤ストレスがないのがよい
- 保守サポートの面しか、見えておりませんが今のところ問題なく稼働できていると感じております
- 最低限の上司との意思疎通はチャットで問題ありませんでした
- また近くに上司がいない(ちょっとしたことでチャットを送る必要はないと判断した)場合、自分で解決しなくてはいけないという意識が強くなり、自己解決率が向上したと思います
- 在宅ワークに不安を持っていましたが、想定より進捗がよかったと思いました
- 柔軟な働き方ができることで、勉強や仕事に対してポジティブに取り組む意欲がわいた
- 土日もストレスを感じることなく、勉強できるようになった
- 出社して対応してくださった方や、業務上出社せざるを得ない方もいるので、若干不平等感はあるかもしれませんが、在宅勤務させていただいた側としてはとても良かったです
- 通勤時間からの解放 ・家族との時間を持てる など、家族からも高評価
- 今回は急遽在宅勤務となったため準備が十分でなかったと思うが、今後も活用できる制度としてあると便利だと思う
- 通勤時間を睡眠・学習に充てることができることで集中力など増すと感じるため、今後も必要に応じて活用できる制度としてあるとよい
- コミュニケーション不足や、ミスコミュニケーションなどが発生することはあると思うのでそこは注意したい
- 在宅勤務はどうしてもパフォーマンスが下がるイメージがあると思いますので、そういった懸念を払拭できるようこれからも努めていきたい
- 事業継続性、社会的観点(職場での感染防止/人命保護)の側面から、在宅勤務を実施して正解だと思いますし、効果も出ていると思います。今後も在宅勤務は継続すべきと思います
- 対外的に言えば、お客様からBCPに関する問合せがありましたが、当社のスプリットチーム制度をBCPの一環としてアピールさせて頂きました
- 今回のようなコロナウイルス感染リスクが高まる中でも在宅勤務できない者は、不公平感を感じてしまうと思います
- 案件ありき、顧客ありきですので、業務停止にするわけにもいかず、致し方ないとも思いますが不公平感はあります
- 在宅勤務については、効率化や時短につながるようであれば、今後も推進すべきだと思います
- プログラムや資料の作成など、一人で仕事を完結し、成果が見えやすい仕事はリモートワークに向いているのではないかなと考えます
- 出社組はオフィスが広く静かに感じて業務に集中しやすかった
- 自宅組はメールやチャットへの応答レスポンスがとても良く、支障はがないというよりチームワークが高まり、よりよかったと思う
- 若手への指示や指導が甘くなる面がある
- エース級の人達はコロナ禍の中でも出社しなければならず申し訳なさを感じた
- 仕事の辞め時がわからなく、かえって過重労働を生んでいる様子もあった
- 家にこもりきりでつらいという話もあった(このような状況で出社している人はもっと苦しかったと思うが)
- 柔軟な働き方は賛成です
- 会社の英断に感謝しています
- コミュニケーション面で不便なところが最初ありましたが、不慣れを克服してしまえば、かえって助け合いによるチームワーク向上に繋がったように思えます
- 仕事が中断されないメリットは大きいです
- Zoomで顧客とのMTGは十分と感じた
- 在宅勤務が長期になると自分の働き方を他者(主に上長)が見ていないため評価に影響するのではないか、それ以前にきちんと仕事をしていることを認識してもらえているか不安に駆られました
- 仕事に対する考え方も人それぞれの面があり、上長の視点から見れば業務において部下をどう管理するかも課題になると思います
- 環境面では、自宅にPC用のディスプレイやプリンタなどがないので、もう少し仕事がし易い環境を整えたいとは思いました
※他にもあるのですが、割愛させていただきます。
以上です
- カテゴリ:
- 技術コラム