C&S技術部の江口です。
開発チームで、作業見積もりのためにプランニングポーカーをやってみました。
プランニングポーカーは、開発タスクの見積もりをゲーム感覚で行うためのツールです。やり方はとても簡単。用意するものはタスクの規模を表すカードだけ。
それを使って各タスクについて以下を行います。
(1) タスクについて、どの程度の規模と思うか各自カードを出し合う。
(2) 各自、なぜ自分がその規模だと思ったか、根拠を説明する。
(3) 上記(1)(2)を何度か繰り返す。今回我々は二度行いました。
規模を表す情報は、フィボナッチ数などを使うことが多いですが、我々はTシャツのサイズ(XS~XXL)を用いることにしました。
XSだと小規模、XXLはかなり大規模。
今回は白紙のカードに各自手書きでこれを書き込みカードを用意しました。それだと寂しいので、少しテープでデコレーションしましたが。
やってみた感想ですが、まあ楽しかったです。
興味深いことに、プランニングポーカーを進めていると、だんだんと出すカードがメンバー間で一致するようになっていきました。
これはカードを出した後にそれぞれがなぜこの規模だと思うか話し合うことがポイントで、話し合いを重ねることで段々規模に対する感覚が合っていったのだと思います。
うちの会社では、作業見積もりはエンジニアが一人で素案を作り、それをマネージャがレビューするという形がメインですが、エンジニアの性格によって出てくる見積もりには結構ブレが出てきます。
みんなで話し合うことで、より客観的な見積もりができたかな、と思います。
また、タスクを一つ一つ見積もって議論をするので、案件のタスクについての理解も深まりました。
プランニングポーカーはアジャイル開発ではよく知られたツールですが、わが社では初めての試みでした。
我々テリロジーC&S技術部は、これから新しい手法をどんどんと取り入れていこうと活動をしている最中です。これからもこうした新しい試みについて、このブログで紹介していこうと思っています。ご期待くださいませ。
C&S技術部
江口
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